ギャラリー新居東京
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これまでに開催した展覧会

【 2007年 】

野村貞方展 −La Divina Commedia Inferno− ダンテ神曲より「地獄篇」










 
期  間■ 2007年3月1日(木)〜 3月17日(土)
日曜日休廊
11:00〜19:00(土曜日のみ18:00まで)

内  容■ 広告写真で活躍する傍ら、独自の視点で「存在」そのものを探求しその意義を発表し続けている野村貞方の2年ぶりの個展です。
今回は“ダンテ神曲より「地獄篇」”のイメージを、自分自身の姿を借りて表現した新作写真約20点を展示いたします。

「La Divina Commedia Inferno」ダンテ神曲より「地獄篇」
*ダンテ・アリギエーリ(1265-1321)
13世紀〜14世紀にかけて活躍した詩人であり政治家

ダンテの「神曲」は、地獄篇・煉獄篇・天国篇の三部作、全14233行の韻文から成る長編叙事詩である。
西暦1300年の春、復活祭の木曜日の夜半に、ある男が暗い森の中にさまよい込むところから物語が始まる。
彼は不安と絶望の中で古代ローマの詩人ウェルギリウスに出会い、共に地獄の門を潜り抜ける。
そこには「この門をくぐる者は一切の希望を捨てよ」と書かれてあった。地獄の九圏・煉獄と導かれ、煉獄の山頂でウェルギリウスと別れた後、そこで永遠の淑女ベアトリーチェと再会し天界へと昇天する。
各遊星の天を巡り、三人目の案内者となる聖ベルナルドとともに至高天へと昇りつめ、見神の域に達する話である。

私がこのシリーズを作るきっかけとなったのは、若いころパリで見たロダンの「地獄の門」に触発されたからである。
ロダンはなぜ永きに亘ってこの作品とかかわり続けたのか、なぜ未完のまま終わってしまったのか、彼の追い求めた自己発見、自己確認、自己究明、自己解決の道こそ私自身も通ってゆかねばならないと確信した。
そしてやっと今、その表現方法を見つけることができたのである。

写真は1839年に発明されたことになっているので今年で168年目になる。その間には、絵画史に見るような、ルネッサンス、バロック、ロココ、表現主義といった明白な区分は無い。そこで私は写真独自の表現を見出すため、まず写真を再構築することを試みた。これまで「ガラス」「植物」「人体」という素材を経て、ついに「自分自身」に行き当たった。
今回は、“ダンテ神曲より「地獄篇」”のイメージを、自分自身の姿を借りて表現した。
「私」という物体を変わらぬ定点として「時間」を進行させ、変わらぬはずの「私」を変化させていく様を写真に写し撮った。
最深の絞り値を使い、長時間露光し(今回8秒)、その間に私自身が動くことで、自分の顔の正面、側面、裏面が折り重なって写る。
一定時間露光するなか、体の表面だけでなく中身のつまった頭部の移動を意識することで“像”を写真空間に作り上げ、“写真”を使って空間に彫刻をしたのである。
私にとって“動く”という行為は、物体を削ること、押しのけること、そして元に戻すことを指す。粘土をたっぷりと空間に押しつけ、ねじ付けるようなものであり、そこから得られる「存在」がテーマである。そこに出来上がった作品は、私のポートレートではあるが、さまざまな架空の人物の彫像でもある。


縹藍紺JAPAN BLUE 2007 第4回 森くみ子展
布45

布46k

布47k

布49

布51
期  間■ 2007年5月11日(金)〜 5月19日(土)
日曜日 休廊
11:00〜19:00(土曜日のみ18:00まで)

内  容■ 江戸時代に完成された染色方法、木灰汁を加えて藍を自然醗酵させ る、木灰汁醗酵建て(あくはっこうだて)を受け継ぐことによって表現できる藍の色の魅力を、現代の暮らしに生かせる布として展開します。

縹・藍・紺…と微妙に変化する澄みきった藍の濃淡の美しさをご高覧いただきたいと思います。

また今回は、藍染の単色の作品に加え、桜・赤芽柏などで染めた布に藍を染め重ねた作品も初めて制作いたしました。

飾り布10数点 着尺10数点 帯地10数点 
他に小品20数点を展示予定。


森くみ子の作家紹介は→コチラ


第2回 日本写真家ユニオン オリジナルプリント展
石川文洋「他人の男性には顔も肌も見せない」
石川 文洋
「他人の男性には顔も肌も見せない」

佐藤理 「Oiaの小道」
佐藤 理
「Oiaの小道」

小橋川共男「沖縄・多良間島」
小橋川 共男
「沖縄・多良間島」

吉田繁「サンタフェ」
吉田 繁
「サンタフェ」

小松健一「チリ 嵐にざわめく民衆の木よ」
小松 健一
「チリ 嵐にざわめく民衆の木よ」

渡辺幸雄「イルカ岩」
渡辺 幸雄
「イルカ岩」
 
期  間■ 2007年6月11日(月)〜 6月23日(土)
日曜日 休廊
11:00〜19:00(土曜日のみ18:00まで)

内  容■ 昨年よりギャラリー新居と協同組合日本写真家ユニオンが提携しオリジナルプリントの販売を開始しております。
日本では、オリジナルプリントの存在自体を知る人が少ないのが現状ですが、徐々に美術作品として評価が高まりつつあります。
今回の展覧会ではモノクローム表現にこだわって制作を続けてきた6人の作品が展示されます。この機会にぜひご覧いただきオリジナルプリントの持つ魅力を味わっていただければ幸いです。
出品作家■

石川文洋・小橋川共男・小松健一
佐藤理・吉田繁・渡辺幸雄


*「東京写真月間2007」に協賛しております。


渡部裕二展 −WIND−
渡部裕二「Girls Drawings #59」
「Girls Drawings #59」


渡部裕二「Girls Drawings #40」
「Girls Drawings #40」


渡部裕二「Untitled (Girl with skirt)」
「Untitled (Girl with skirt)」
 
期  間■ 2007年7月13日(金)〜 7月31日(火)
日曜日 休廊
11:00〜19:00(土曜日のみ18:00まで)

内  容■ 2005年〜06年、ベルギーのAIR Antwerpenで滞在制作した後、ヨーロッパでの個展、グループ展への参加が続いていた作家にとって2年ぶりの日本での発表となります。渡部は『私の作品にとって最も大切なことは「想い出」や「記憶」をヴィジアル化することです。』と言います。誰にも平等にある「物理的時間軸」と、その人の想いによって長くなったり短くなったりする「感覚的時間軸」。今回の作品はその2つの時間軸を同じ場所に重ねることにより、自分自身の中の他者の在り方をよりいっそう強く感じさせます。やがて薄れて消えていってしまう記憶、その儚さがより美しさを印象づけ、存在への想いは消え去ることのない永遠へと昇華されます。作品から感じる印象に切なさが伴うのは、過ぎ去ったはずの「時間」を留めようとすることへの共感と、それを取り戻すことへの諦めが入り混じり、自分の中にある過去の時間への想いが憧憬となって蘇ってくるからかもしれません。
展示は映像作品とドローイング、ミクストメディアなど。


渡部裕二の作家紹介は→コチラ


Lee Ji-Hyun展 <イー・ジヒョン展>
006APR003
「006APR003」

006APR009
「006APR009」

006APR048・006APR034
「006APR048」(左)
「006APR034」(右)
 
期  間■ 2007年9月7日(金)〜 9月22日(土)
日曜日 休廊
11:00〜19:00(土曜日のみ18:00まで)

内  容■ 印刷物を周到に針でほぐす作業を通して、現代という時代の曖昧さを“カタチ”にする韓国の美術家、Lee Ji-Hyun(イー・ジヒョン)。
ほぐす対象は韓国語で記された日本の教科書、地図、雑誌、楽譜、そして聖書。引っ掻いてほぐされたそれらの書物は、もはや意味や内容を伝えるメディアとしての使命を失うと同時に、その強烈なカタチが現代人を取り巻く曖昧で不透明な状況を見せつける。
紙面をほぐすための針は自分で作り、紙質や伝えたいメッセージに合わせて太い針、細い針を使い分けている。
最善の注意を払って、あやすように紙面をほぐしていく地道な作業を、作家は「自身のアイデンティティーを掘り起こす作業」と呼んでいる。とはいえ、書物とは一線を画したふわふわとしたカタチに目を奪われてしまうのは、私たちの中にある何かとリンクしているからかもしれない。
今回の展覧会では、近年より継続して制作しているこの「book-pluck off」シリーズを中心に約40点出品予定。
また賛助出品で陶芸家 金 正郁さんの<ブックエンドとしてのオブジェ>も併せて展示致します。


イー・ジヒョンの作家紹介は→コチラ


谷川夏樹展 −油彩・ドローイング−
Waikiki Beach
「Waikiki Beach」

ローテンブルグの広場にて
「ローテンブルグの広場にて」

Surf Boards
「Surf Boards」
 
期  間■ 2007年10月1日(月)〜10月20日(土)
日曜日 休廊
11:00〜19:00(土曜日のみ18:00まで)

内  容■ 谷川は2000年から活動名を『EARTH CONTAINER』とし、コンテナをテーマにした平面作品や廃材となったコンテナの鉄板を使ったインスタレーションや実物のコンテナ壁面にペインティングするなどの制作をしています。
ネットや映像技術によるコミュニケーション世界が発達していく中、コンテナというリアルな物流手段のモチーフを通じ実際に自分の目で事物に触れること、見ることの大切さ、感動を表現しています。
今回の展覧会では、世界各地を旅する「コンテナくん」を描いた油彩・ドローイング作品を約20点展示いたします。


谷川夏樹の作家紹介は→コチラ
ホームページは→コチラ


東松照明展 −南島−
バリ島 1974年
「バリ島 1974年」

バリ島 1974年
「バリ島 1974年」

ミンダナオ島サンボアンガ 1974年
「ミンダナオ島サンボアンガ 1974年」
 
期  間■ 2007年10月25日(木)〜11月30日(金)
日曜日 休廊
11:00〜19:00(土曜日のみ18:00まで)

内  容■ 今回の展覧会「−南島−」は1974年から1990年までの台湾・バリ島・グァム島などの沖縄以南を撮影したカラー作品30点で構成されています。
一部は写真集「太陽の鉛筆」にも掲載されておりますが、ほとんどの作品が未発表のものです。
東京都写真美術館で、この秋開催される「東松照明・Tokyo曼陀羅展」(10/27〜12/16)とあわせてぜひご覧ください。


東松照明の作家紹介は→コチラ



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